新年の目標の立て方について考えてみます。
甘い目標設定にありがちなこと
目標を立てるのは非常に良いことです。
新年に目標を立てて、年末になったら思い出したように振り返るだけで、
今年はxxができたなぁ、〇〇はできなかったなぁ。
じゃあ来年は○○ができるようになろう!みたいに終わっていませんか?
私もよくやってしまうのですが、目標設定が甘いと目標に到達しづらくなります。
目標設定が甘く何をしたらいいか迷って、結局何もせずに終わってしまうからです。
今回は自分への自戒も込めてこの記事を書きます。
新年の目標をしっかりと立てたいという人にためになると思いますので読んでいただけますと幸いです。
目標はすぐ行動に移せるレベルまで細かく
目標はすぐ行動に移せるレベルまで細かくするというのが基本です。
具体的に考えてみます。
「英語が話せるようになりたい」という目標があるとします。
これではざっくりしすぎていて何をしたら良いかが明らかではありません。
やみくもに何かを始める人もいるかもしれませんが、効果的ではありません。(もちろんやらないよりはましです)
ではどうするか?なぜその目標を設定するのかを考えましょう。
- 旅行で困らないようになりたい
- 日常会話ができるようになって外国人とコミュニケーションを取ってみたい
- ビジネスで使いたい
これらはレベルが異なるためそのレベルになるためにやることは変わってきます。
例えば旅行で困った経験から英語を話せるようになりたいと思ったので、
目標を「旅行で困らないように英語を話せるようになりたい」とします。
もう少しなぜかを考えてみましょう。この目標を設定する自分は何に困っているのでしょうか?
- 単語が出てこない
- 文章が出てこない
- 話かける勇気がない
- 話しかけることはできるが相手が言っていることが理解できない
どれかが当てはまる人もいれば、全てあてはまる人もいるかもしれません。
目標と現在の自分の差を細かく見て、その差を埋めることを目標にしましょう。
例えば、海外で現地の人に道を尋ねたい時に、なんとなく受験で単語は覚えたけど、文章が出てこないとしましょう。
そういう人の場合は、英語の文章をすぐに作れる能力を鍛えるべきです。
よって、目標は「旅行で困らないように英語の文章をすぐに作れるようになりたい」というように具体化しましょう。
これですぐに次の行動に移すことができます。
あとはどうやるかという方法論なので、それはまた別の機会に紹介したいと思います。
新年の目標設定おすすめ
新年を私は以下の機会と捉えています。
- まだ人生における目標や10年後や20年後の長期目標を立てていない人は、立てる良い機会
⇒絶対立てたほうが良いです! - 長期目標をすでに立てている人は、1年という区切りで前年を振り返る良い機会
⇒長期目標から考えて1年間はどうだったか。立てた目標は達成できたか。 - 前年の経験、環境の変化から長期目標を軌道修正する必要がないかを改めて確認する良い機会
では、新年の目標としてふさわしいのはどんな目標でしょうか?
- 長期目標から1年でできそうな具体的な目標に落とし込む
あまりに簡単すぎてすぐ達成できてしまう目標はあまり好ましくありません。
筋トレと一緒で成長には適切な負荷が大切です。 - 1年の目標をさらに数か月間毎の目標に落とし込む
これは行動用です。1年の目標となると目標の枠が大きいため(先ほどの具体化を参考にして下さい) - できる限り数値目標にする。KPIで達成したかを測ることが大事です。
以上を考えながら、目標を設定できれば充実した1年になるのではないでしょうか!
まとめ
今回は新年の目標の立て方について紹介しました。
みなさまの目標設定の一助となれば幸いです。