ファイナンシャルプランナー目線で楽天証券の口座開設をおすすめする理由をまとめました。
楽天証券の口座開設をおすすめする理由
私も楽天証券の口座を保有しています。その理由を解説します。
楽天証券のメリット
- マネーブリッジ(楽天銀行+楽天証券の連携)の預金金利は、変動個人向け国債の利率を上回る
- 日経新聞が無料で読める
- 楽天ポイントが貯まりやすい
ひとつずつ解説していきたいと思います。
マネーブリッジの金利が個人向け国債の金利より高い
預金金利が0.1%と高い
楽天銀行と楽天証券の口座を開設し、マネーブリッジという連携をした場合、
預金の金利は年率0.1%(税引き前)優遇金利になります。
楽天銀行、楽天証券ともに口座開設料および維持費は無料です。
超低金利時代で、個人向け変動国債の金利は年率0.05%(税引き前)であるため、
その2倍の金利ということになります。
参考:財務省 | 個人向け国債窓口トップページ : 財務省 (mof.go.jp)
例えば、マネーブリッジを適用して楽天銀行の口座に100万円を預けている場合、
年間で1,000円に税金(約20%)を引いて約800円が利息として入ってくることになります。
無リスク運用マネーの口座として有用
上の100万円で800円は大したことないと思われるかもしれません。
銀行預金のためリスクがないという点に注目していただきたいです。
銀行預金は、安全な資産保管先です。
預金保険制度によって、仮に銀行が破綻した場合においても、元本1,000万円と利息は保護されます。
預金保険制度によって、万が一、金融機関が破綻した場合でも、利息のつく普通預金、定期預金、定期積金、元本補てん契約のある金銭信託、金融債(保護預り専用商品に限る)などについては、1金融機関につき預金者1人当たり「元本1,000万円までと破綻日までの利息等」が保護されます。
引用:預金保険機構
山崎元さんの本においても、資産運用において下記に分けることを推奨しています。
資産の分類
- 普通預金(生活費の3ヵ月分)
- 無リスク運用マネー
- リスク運用マネー
1.普通預金:
何かあった時にすぐ使えるお金は3ヵ月分は確保しておきましょうということです。
2.3.無リスク運用マネーとリスク運用マネー:
資産から3ヵ月分を引いた残りの金額を、運用マネーとして無リスクと有リスクで分けることを推奨しています。
分け方は、その個人の趣向や年齢などに合わせて決める必要があります。
無リスク運用マネーは、無リスクと考えられる代表として日本の個人向け変動国債などが推奨されています。
リスク運用マネー、つまり、リスクを取れるお金は株式投資なり、投資信託なりで運用し、
無リスク運用マネーの置き場所としては、国債より金利の高い楽天銀行が良いと思います。
※預金保護の観点から、1,000万円以上預けるかは別議論です。
楽天銀行が破綻しないと考える方は1,000万以上預けてもよいかもしれません。
上記の考え方がピンとこなかった方は、本を読んでみることをおすすめします。
日経テレコンで日経新聞が無料で読める
楽天証券に口座を開設すると色々な情報が見れるようになります。
日系テレコン(楽天証券版)もその一つで、日経新聞電子版が無料で読めます。
日経新聞電子版の月々約4,200円を浮かすことができます。
日経テレコン(楽天証券版)で閲覧できるもの
- 日本経済新聞(朝刊・夕刊)、日経産業新聞、日経MJなどの閲覧(3日分)
- 過去1年分の新聞記事検索
- 日経速報ニュースの閲覧
端末は、以下から閲覧することができます。
・スマホの場合、楽天証券の提供するアプリiSPEEDから、
・PCの場合、楽天証券の提供するトレードツール マーケットスピード
楽天ポイントが貯まりやすい
楽天証券の口座を保有し、ポイント投資を行うと獲得できる楽天ポイントが+1倍になります。
ポイント投資は、楽天ポイントを使って投資信託を購入することができるシステムです。
+1倍の条件は、ポイント投資で毎月500円を拠出することで、1ポイント以上ポイント支払うことです。
ポイントを投資信託に使用できるため、
投資未経験でなんだか怖い、危ないというイメージがある方にとっても、
始める良いきっかけになるかもしれません。
楽天証券はこれから投資を始める人に優しい
楽天証券はこれから投資を始める人にもおすすめです。
- 楽天証券は楽天銀行とともに口座開設および管理手数料が無料であること
- 他の証券会社と比較しても手数料が最安の部類に入ること(他ネット証券と同程度)
- トウシルなどで投資情報が手に入ること
- 初心者には十分すぎるほどの取引ツールが使えること
今は投資しないという方も口座を開設しておいて損はないと思います。
まとめ
楽天証券の口座を開設するメリットについて解説しました。
皆様のご参考になれば幸いです。