月に何回も振込をする人やよくコンビニATMで引出してしまう人は、
その度に手数料を取られてしまってはもったいないですよね。
超簡単にできるATM引出し手数料と他行宛の振込手数料を月10回まで無料にする方法を紹介します。
本記事はこんな人におすすめ
- 月に何回も振込をする人、コンビニATMを利用する人
- 手数料を簡単に無料にする方法を知りたい
- おすすめのネット銀行について知りたい
ATM引出し/他行宛振込 の手数料を月10回無料にする方法
最初に結論を記載しておきます。
結論
住信SBIネット銀行のスマートプログラムのランク3の条件を満たす
※月5回で十分な人はスマートプログラムのランク2でOK
解説していきます。
住信SBIネット銀行のスマートプログラム
住信SBIネット銀行はスマートプログラムというランク制度を採用しており、
ランクにより、ATM引出しおよび他行宛振込手数料の無料の回数が異なります。
ランク | ATM手数料無料回数 | 他行宛振込手数料無料回数 |
ランク1 | 月2回 | 月1回 |
ランク2 | 月5回 | 月5回 |
ランク3 | 月10回 | 月10回 |
ランク4 | 月20回 | 月20回 |
月5回で事足りるという人はランク2、
月10回必要という人はランク3の条件を満たす必要があります。
2021年4月に改訂され、無料回数がグレードアップしています。
ランクの判定条件
ランク1とランク2
ランク1とランク2は、スマート認証NEOの登録の有無によって決まります。
スマート認証NEOとは、下記のようにスマホを使ったより安全な認証方法です。
「スマート認証NEO」は、アプリ「住信SBIネット銀行」とスマートフォンに登録された本人確認情報を紐づける認証機能です。
パスワード等による認証に比べ、より安全かつスムーズにお取引いただけます。
生体認証の代替としてPINコードもご利用可能です。
引用元 | 住信SBIネット銀行
よって、月5回で十分という人はこのスマート認証NEOに登録するだけでOKです。
ランク3
ランク3も簡単に達成可能です。
ランク3の達成条件は下記となっています。
ランク3の達成条件(どれか1つを満たせばOK)
- 総預金の月末残高が300万円以上
- ロボアドバイザー資産運用残高の合計が月末時点で100万円以上
- 住宅ローンを利用
- 以下1~11の条件のうち3つ以上該当
1~3が達成できる人はそれでよいですが、私としては4が1番達成しやすいと思います。
4の1~11の条件は以下です。
特に達成しやすい条件を強調しています。
ランク3の達成条件(3つ以上を満たせばOK)
- 外貨預金(普通・定期)の月末残高あり
- 仕組預金の月末残高あり
- SBIハイブリッド預金の月末残高あり
- 純金積立月末時点でご契約あり
- 給与、賞与または年金の月内ご入金あり
- 目的ローンまたは不動産担保ローンの月末残高あり
- カードローンの月末残高あり(50万円以上2つにカウント)
- スポーツくじ購入または公営競技ご入金の月内合計が2万円以上
- ミライノ デビットの月末時点の確定金額が合計1万円以上(3万円以上2つにカウント)
- クレジットカード「ミライノ カード(JCB)一般」の引落口座を当社に設定かつ当月確定(翌月引落)金額が1万円以上(5万円以上2つにカウント)
- 当社口座からプリペイドカード「JAL Global WALLET」への円貨チャージの月内合計金額が1万円以上(3万円以上2つにカウント)
3.SBIハイブリッド預金の月末残高あり
5.給与、賞与または年金の月内ご入金あり
5.は毎月の給与受取口座とすればよいため分かりやすいと思います。
1, 3は残高ありとなっている点がポイントです。
つまり、残高があればよいので、極端な話、1円でもOKです。
1.外貨預金は、例えばドルの預金をすればよく、私は10ドル入れています。
仮に為替変動があったとしても、振込手数料の無料分のほうがお得です。
例:1ドル100円の時に10ドル外貨(ドル)預金をした場合、
為替変動で1ドル90円となった時は、100円のマイナスとなります。(手数料は無視しています)
極論でドルが無価値になったとしても(あり得ない話と思いますが)、
失うのは1,000円だけで浮いた振込手数料のほうがその額を上回ると思います。
また、3.SBIハイブリッド預金はSBI証券の口座を開設し、
住信SBIネット銀行と連携することで、口座間でお金を移動すればOKです。
株式投資などしない人でも年間の維持手数料などはかかりません。
以上より、ランク3も簡単に達成できます。
ランク4
月10回あれば通常の生活において事足りると考え、ランク4は割愛します。
どの銀行口座を使用するのがベスト?
さて、銀行口座をどのように使い分けるのがベストでしょうか。
私は、振込をする機会が結構あるので、個人ベストは下記です。
①給与受取口座は住信SBIネット銀行
②給与から貯金分を先に楽天銀行に振込
私に限らず、振込の機会は結構ある人が多いのではと思います。
- 家賃の支払い
- 夫婦の共通口座にお金を移動
- 貯金口座にお金を移動
- その他支払い など
そういった方には、無料回数が他銀行に比べて多い、住信SBIネット銀行がおすすめです。
また、住信SBIネット銀行では、定額振込自動サービスも利用できるため、
家賃などの定期的な支払いに時間を使う必要もなくなり便利です。
そして、貯金口座は預金金利が高い楽天銀行とするのがおすすめです。
こちらは、別記事にまとめましたので、参照いただければ幸いです。
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まとめ
超簡単にできるATM引出し手数料と他行宛の振込手数料を月10回まで無料にする方法を紹介しました。
さらに、住信SBIネット銀行と楽天銀行を併用して、
給与受取口座は住信SBIネット銀行、預貯金口座を楽天銀行とする方法がベストと思います。